距離、日常

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伝えたいことは、近くにいても、もちろんあるのだけれど、少し遠くなってから、見つけていなかったものを見つけたりする。

ひとりでいる間に、勝手にあたためてしまったのかもしれないけど。

 

四月を嫌がるわたしに、高校の同級生が言った、「会いたい人には会えるよ、だって私たちが会えているんだから。」

その言葉にすごく勇気をもらったこと。

 

だけど、当たり前のように一緒にいた人やものが離れてしまう、空っぽになってしまう、そのことは、ただその事実だけでやっぱりさみしい。危うくて、くるしい。

最近観た映画や、聴いている曲が、日常は奇跡だと説いていて、それがやけに胸に刺さる。

 

ひとりで泣くのを、ずるいことだと分かっているのだけど、心がものすごく動いてしまう、日常は偶然の積み重ねだって分かっていて、そこから沢山のものを積み上げてきちゃったからだ。